転職する時はフレックスタイムの確認をしよう!

 近年、フレックスタイムを導入している会社が増えてきています。

 増えてきていると言っても、導入している会社の割合は、1割にも満たないのが現状です。しかし、出社時間と退社時間を自分で決められるうえに、出社時間を遅めにすれば通勤ラッシュを避けることができるので、フレックスタイムのある会社に転職したいと考える人は以外に多いのではないでしょうか。フレックスタイムは勤務時間の融通がきくので、自由なスタイルで働きたい人にとっては、嬉しいシステムと言えるでしょう。

 しかし、会社によっては、社員全員が必ず出社していなければならない時間帯であるコアタイムを設定している場合があります。コアタイムに遅刻してきたり、早退や欠勤をしたりした場合には、罰則が定められている場合もあるので注意が必要です。フレックスタイムのある会社に転職する場合には、必ずコアタイムの確認をしておきましょう。

 なぜなら、コアタイムに社員全員でミーティングなどをする会社もあるので、コアタイムは重要な時間帯と言えるからです。フレックスタイムは、社員全員に適用される場合もありますし、一部の社員にのみ適用されていることもあります。よって、フレックスタイムのある会社だからといって、自分が就くポジションも必ずしもフレックスタイムが適用されているとは限りません。

 フレックスタイムが導入されている会社への転職を考えている場合は、自分が就くポジションにもフレックスタイムが適用されているかどうかも併せて確認する必要があります。